
大学に入ってから英語の授業に苦戦し、「高校まではそれなりに得意だったはずなのに、なぜこんなについていけないのだろう」と戸惑っている方は少なくありません。特に、オールイングリッシュで進む必修の英語科目や、TOEIC対策を組み込んだ授業では、周囲がすらすら発言している中で自分だけ聞き取れない、話せないという状況に焦りを感じている学生も多いはずです。結論からお伝えすると、大学の英語授業についていけないと感じる背景には、個人の努力不足だけでなく、高校までの受験英語と大学の英語授業の性質そのものの違いという構造的な要因があります。授業の進め方(オールイングリッシュ、ディスカッション・プレゼンテーション中心)、評価の基準、そしてTOEICなどのスコアが単位や卒業要件に組み込まれている大学があることまで含めて理解すれば、闇雲に不安を抱え続けるのではなく、優先順位をつけて立て直しに取り組めるようになります。
高校までの英語は、大学入試を最終目標として「読む」「文法を正確に理解する」ことに重点を置いた授業であったケースが大半です。一方、大学の英語必修科目は、英語そのものを使って情報をやり取りする力(聞く・話す)を重視する科目設計に変わることが多く、しかも授業自体が英語だけで進行するオールイングリッシュ形式であることも珍しくありません。さらに、習熟度別にクラス分けを行っている大学では、同じ必修科目でもクラスによって進度や課題の難易度が異なり、「自分のクラスだけ異様に速い、あるいは難しい」と感じることもあります。加えて、TOEICやTOEFLなどの外部試験のスコアを単位認定や卒業要件、留学要件に組み込んでいる大学・学部もあり、授業についていくことと並行してスコアメイクも意識しなければならない学生もいます。
この記事では、大学の英語授業が高校までと大きく異なる理由から、リスニング・スピーキング・専門的な英語表現でつまずきやすい具体的なポイント、クラス分けがある大学での格差との向き合い方、そして基礎の立て直しとスコアメイクを両立させる具体的な方法まで、単位・進級サポートの専門家の立場から順を追って解説します。「今のクラスについていけないまま単位を落としたらどうなるのか」「独学とスコア対策、どちらを優先すべきか」といった不安を、一つずつ整理していきましょう。

本題に入る前に、この記事の要点を先にまとめます。詳しい解説は後段で順に行いますので、まずは全体像をつかんでください。
「英語は苦手ではなかったはずなのに、大学に入った途端についていけなくなった」という感覚には、実は個人差以前の構造的な理由があります。高校までの英語授業の多くは、大学入試という共通のゴールに向けて、長文読解・文法・語彙を正確に処理する力を鍛えることに時間の大半が割かれてきました。これに対して、大学の英語必修科目は、英語を使って実際にコミュニケーションを取る力(聞く・話す)や、専門分野の情報を英語でインプット・アウトプットする力を重視する科目設計に変わることが多く、評価の観点自体が異なります。
受験英語では「読む」「聞く」に多くの時間が割かれる一方で、話す訓練の絶対量が不足しがちであるとされ、この結果として「文法や単語は知っているのに、とっさに口から出てこない」という状態に陥りやすいことが指摘されています。日本語と英語では文の語順やリズムも大きく異なるため、耳で聞いた音をリアルタイムで処理する訓練が不足していると、リスニングそのものにも苦手意識が生まれやすくなります。つまり、大学入学までに培った英語力が消えたわけではなく、大学の授業で求められる力の種類が変わったために、今までの勉強法だけでは対応しきれなくなっているというのが実態に近いといえます。
| 比較の観点 | 高校までの英語(受験英語) | 大学の英語必修科目 |
|---|---|---|
| 主な目的 | 大学入試の得点最大化 | 実践的なコミュニケーション力・専門分野での英語運用力 |
| 授業言語 | 日本語での解説が中心 | オールイングリッシュで進行する科目もある |
| 重視される技能 | 読む・文法知識 | 聞く・話す・議論する・発表する |
| 評価方法 | 定期試験・模試の点数 | 平常点(発言・参加度)、プレゼン、ディスカッション、期末試験を総合評価することが多い |
| クラス編成 | 学年・コース単位が基本 | 習熟度別クラス編成を行う大学もある |
この表からも分かるとおり、大学の英語授業でつまずくことは、決して「今まで積み上げてきた英語力が否定された」ことを意味しません。むしろ、求められる技能セットが変わったタイミングで、その変化に気づかずに従来の勉強法(単語帳を眺める、文法問題集を解く)だけを続けてしまっていることが、つまずきの一因になっているケースが多く見られます。
近年、多くの大学で英語必修科目の一部がオールイングリッシュ(授業の指示・説明・質疑応答まですべて英語で行う形式)で実施されるようになっています。背景には、グローバル人材の育成を掲げる大学の方針や、スーパーグローバル大学(SGU)関連の取り組みなど、実践的な英語運用力を重視する教育政策の流れがあるとされます。読解中心の授業に慣れてきた学生にとって、教員の指示自体が英語で行われる状況は、それだけで大きな負荷になります。
オールイングリッシュの授業でつまずきやすいのは、単に「英語が分からない」ことよりも、「今、何をすればいいのか分からない」という状況に陥ることです。課題の提出方法やグループワークの進め方といった事務的な指示まですべて英語で行われるため、内容理解と手続き理解を同時にこなさなければなりません。最初のうちは、指示を聞き逃したときに慌てず周囲の様子を見て確認する、分からない単語はメモしておいて後で教員や同級生に確認するといった、授業の「進め方」に慣れることを優先するだけでも負荷はかなり下がります。
オールイングリッシュ授業の広がりの背景には、大学教育全体で英語運用力の育成が重視されるようになった政策的な流れがあります。グローバル化に対応できる人材の育成を掲げ、英語による授業科目の増設や、海外大学との交換留学プログラムの拡充に取り組む大学が増えてきました。とりわけ、スーパーグローバル大学(SGU)関連の取り組みに指定されている大学や、国際系・グローバル系の学部・学科を新設する大学では、入学初年次からオールイングリッシュの必修科目を組み込む傾向が強いとされています。
こうした流れは、企業側が採用選考において実践的な英語運用力を評価する場面が増えてきたこととも無関係ではありません。「読み書きはできるが、会話になると全く話せない」という従来型の日本人の英語像から脱却し、実際に使える英語力を大学時代に身につけさせようという方針が、授業設計そのものに反映されているのです。この背景を知っておくと、「なぜ自分の大学の英語授業だけ急に厳しくなったのか」という疑問の答えが見えやすくなり、単なる巡り合わせの悪さではなく、大学教育全体の方針転換の中で起きている変化だと理解できます。
大学の英語必修科目では、教員の講義を一方的に聞くのではなく、少人数のグループでディスカッションを行ったり、決められたテーマでプレゼンテーションを行ったりする、アクティブラーニング型の授業形式が広く採用されています。この形式では、正確な文法や豊富な語彙よりも先に「自分の考えを英語で発信する」という行動そのものが求められるため、受け身の授業に慣れてきた学生ほど強い抵抗感を覚えやすい傾向があります。
特に、これまで英語を「間違えないように使うもの」として学んできた学生にとって、間違いを恐れずにとっさに発言することは大きなハードルです。実際、英語を話すとき「頭では分かっているのに言葉にできない」と感じる学生は珍しくないとされており、これは知識の不足というより、アウトプットの練習量が不足していることが主な原因と考えられています。ディスカッション・プレゼン型の授業でつまずいていると感じても、それは英語力そのものの欠如というより、慣れの問題である部分が大きいと捉えておくと、必要以上に自信を失わずに済みます。
大学によっては、TOEICやTOEFLなどの外部検定試験のスコアを、英語科目の単位認定や卒業要件、留学要件に組み込んでいるところもあります。代表的な運用例としては、TOEICで500点前後のスコアで1〜2単位、650〜700点前後のスコアで4単位を認定するパターンが比較的多く見られ、大学によってはさらに高いスコア(800点台後半〜900点台)で最大8単位まで認定するケースもあるとされます。一方で、入学時のスコアが一定基準(例:400点未満)を下回った学生に対して、基礎レベルの補習科目を必修として課す大学もあります。
また、交換留学の出願条件としてTOEFL iBTで70〜90点程度、あるいはTOEFL ITPで500〜550点程度を目安として設定している大学・プログラムも見られます。これらの基準点・認定される単位数・対象となる試験の種類は大学・学部・年度によって大きく異なるため、この記事で紹介した数字はあくまで代表的な傾向として捉え、正確な基準は必ず自分の大学の履修要覧・教務課の案内で確認してください。授業についていくこと自体に精一杯な時期にスコアメイクまで意識するのは負担が大きいと感じるかもしれませんが、両者は決して別々の取り組みではなく、基礎力を底上げすることが結果的にスコアにも授業対応にも効いてくるという関係にあります。
| スコア帯の目安 | 単位認定の一般的な傾向 | 備考 |
|---|---|---|
| TOEIC 400点未満程度 | 基礎レベルの補習科目を必修として課す大学もある | 入学直後のプレースメントテストと連動するケースが多い |
| TOEIC 500点前後 | 1〜2単位程度を認定する例が比較的多い | 大学によっては認定なしの場合もある |
| TOEIC 650〜700点前後 | 4単位程度を認定する例が比較的多い | 日本大学経済学部の事例では700点以上で最大6単位まで認定 |
| TOEIC 800点台後半〜900点台 | 最大8単位まで認定する大学もある | 桜美林大学(875点)、法政大学(920点)、神戸女学院大学(880点)、東京女子大学・日本女子大学(いずれも800〜850点)などが8単位認定の例として挙げられる |
上記はあくまで各大学が公表している情報をもとにした代表例であり、認定される単位数・対象となる試験区分(公開テスト/IPテストなど)・有効期限は大学ごとに個別のルールが定められています。「自分の大学は何点で何単位もらえるのか」を正確に把握するには、必ず所属大学の履修要覧やシラバス、教務課の掲示を確認する必要があります。
多くの大学で、英語は入学後の早い段階から履修する必修科目として位置づけられています。必修科目は、卒業に必要な単位として指定された科目を必ず履修・修得しなければならないという性質上、選択科目のように「合わなければ別の科目に変更する」という逃げ道が基本的にありません。必修科目とは何か、選択科目とどう違うのかという制度の基本を理解しておくと、なぜ英語の授業を避けて通れないのかという前提が整理しやすくなります。だからこそ、早い段階でつまずきに気づき、対処法を知っておくことの重要性が高いといえます。
また、英語は多くの大学で1年次から2年次にかけて複数の科目・複数回の授業として設計されており、1つの科目でつまずいた状態を放置すると、次の学期以降に履修する科目にもその影響が続いてしまう積み上げ型の性質を持っています。逆に言えば、早い段階でつまずきの原因を特定し対処しておくことは、目の前の1科目だけでなく、その後に続く英語科目全体の負担を軽くすることにもつながります。
「授業についていけない」という感覚を漠然と抱えたままにしておくと、何から手をつければよいか分からず、結局何も対策できないまま学期が終わってしまいがちです。まずはつまずきの正体を分解して把握することが立て直しの第一歩になります。多くの学生の相談を踏まえると、大学の英語授業でつまずくポイントは大きくリスニングスピーキング・ディスカッション専門的な英語表現の3つに整理できます。それぞれ原因も対処法も異なるため、順番に見ていきましょう。
大学の英語授業でもっとも多くの学生がつまずきを感じるのが、リスニングです。オールイングリッシュの授業では、教員の説明も、クラスメートの発言も、教材の音声も、すべてリアルタイムで処理しなければなりません。読解であれば分からない箇所に戻って何度も読み返せますが、リスニングは音声が流れていく一方通行の情報であるため、聞き逃した瞬間にそのまま置いていかれてしまいます。
リスニングが苦手な原因としては、単語の意味を「文字」としては知っていても「音」として認識できていないケースが多いとされています。知っている単語のはずなのに、実際の会話スピードで発音されると別の単語に聞こえてしまう、というのはよくある現象です。この場合、単語帳を眺めるだけの学習ではリスニング力の向上にはつながりにくく、音声を伴った学習に切り替える必要があります。また、日本語と英語では発音のリズムや強弱の付け方が大きく異なるため、英語特有のリズムに耳が慣れていないことも、リスニングを難しく感じさせる一因とされています。
加えて、大学の授業ならではの負荷として、教員の出身国や話し方の癖によって発音・話すスピードにばらつきがある点も挙げられます。教科書付属の音声やリスニング教材はゆっくり丁寧に発音されていることが多い一方、実際の授業ではネイティブスピーカーの自然な速度で進行することが多く、教材で慣れたつもりでも本番の授業ではまったく聞き取れない、というギャップが生じやすくなります。この対策としては、教材だけに頼らず、実際の授業を録音(教員の許可を得たうえで)して繰り返し聞き直す、あるいはニュースやポッドキャストなど自然な速度の英語音声にも日常的に触れておくといった工夫が有効です。
2つ目のつまずきポイントは、スピーキングとディスカッションです。前述のとおり、高校までの英語教育では「読む」「聞く」の比重が大きく、実際に声に出して自分の考えを伝える訓練の絶対量が不足しがちです。その結果、文法や語彙の知識としては十分に持っているにもかかわらず、いざその場で発言しようとすると言葉が出てこない、という状態に陥りやすくなります。
ディスカッション形式の授業では、正確な英文を頭の中で組み立ててから話そうとすると、会話のテンポについていけなくなります。むしろ、多少文法が崩れていても、まず知っている単語をつなげて発言してみる、相手の発言をキーワードだけでも拾って反応してみるといった、完璧さよりも反応速度を優先する姿勢のほうが、授業への参加度としては評価されやすい傾向にあります。プレゼンテーションについても同様で、原稿を一字一句丸暗記しようとするより、伝えたい要点を箇条書きレベルで整理し、自分の言葉で肉付けする練習を重ねるほうが、本番での対応力が身につきやすいとされています。
とっさに発言する際は、ゼロから文章を組み立てるより、決まった型(フレーズ)をいくつか用意しておき、そこに自分の考えを当てはめていくほうが負荷が下がります。以下は、ディスカッションの場面で使いやすい基本フレーズの例です。
| 使う場面 | フレーズ例 |
|---|---|
| 自分の意見を伝えるとき | I think that … / In my opinion, … |
| 相手に同意するとき | I agree with you. / That makes sense. |
| 聞き返す・確認するとき | Could you say that again? / Do you mean …? |
| 時間を稼ぎたいとき | Let me think for a moment. / That’s a good question. |
| 話を発展させたいとき | For example, … / What about …? |
こうしたフレーズは、内容そのものよりも「会話のリズムを止めない」ための道具として捉えると使いやすくなります。いくつかのフレーズを暗記しておくだけでも、発言のハードルが大きく下がり、結果として発言量そのものを増やすことにつながります。
3つ目のつまずきポイントは、専門分野に関する英語表現です。日常会話レベルの単語はある程度理解できても、自分の専攻分野(経済学、心理学、工学など)特有の専門用語や、論文・レポートで使われるアカデミックな言い回しになると、途端に理解が追いつかなくなるという学生は少なくありません。これは、受験英語で扱う語彙が、大学の専門科目で必要となる語彙とは範囲が異なるために起こる、いわば当然のギャップです。
アカデミックな英語表現には、日常会話ではあまり使われない構文や、論理展開を示す接続表現(例:however, therefore, in contrast など)が頻繁に登場します。こうした表現は一度にまとめて覚えようとするより、自分の専攻分野の教材や授業で実際に出てきた表現をその都度メモし、専攻分野に特化した「自分専用の単語リスト」を少しずつ積み上げていく方法が効率的とされています。専門用語は授業を重ねるごとに繰り返し登場するため、最初は理解できなくても、蓄積とともに徐々に読み書き・聞き取りの精度が上がっていくのが一般的な傾向です。
同じ必修英語科目を履修しているAさんとBさんを例に考えてみます。Aさんは、最初のオールイングリッシュの授業でほとんど聞き取れず落ち込みましたが、その週のうちに授業で使われた教材の音声を繰り返し聞き直し、聞き取れなかった単語をノートにまとめて翌週の授業に臨みました。ディスカッションでは最初こそ一言も発言できませんでしたが、短い相槌から少しずつ発言量を増やし、学期の後半には自分の意見を短い文章で伝えられるようになっていました。
一方のBさんは、「授業についていけない」というショックから、次第に授業を聞き流すようになり、分からない部分をそのままにして期末を迎えました。プレゼンテーションの準備も直前になってから取り掛かったため、原稿の内容を十分に練り込めず、発表も棒読みに近い形になってしまいました。結果として、Aさんは平常点(発言・参加度)と期末プレゼンの評価が積み上がり単位を取得できましたが、Bさんは参加度・プレゼンの評価が低く、再試験の対象となりました。両者の差は、もともとの英語力というより、つまずきに気づいた時点でどれだけ早く小さな行動(音声の聞き直し、短い発言の積み重ね)に移せたかにあったといえます。

「ついていけない」という感覚は、授業内容そのものだけでなく、周囲との比較によって増幅されることも少なくありません。特に習熟度別のクラス分けを導入している大学では、同じ必修科目でもクラスによって求められる水準が異なるため、この違いを理解しておくかどうかで焦りの度合いが大きく変わります。ここでは、クラス分けの仕組みと、その格差とどう向き合えばよいかを整理します。
多くの大学では、入学前後にプレースメントテスト(英語の現在の習熟度を測るテスト)を実施し、その結果に基づいて必修英語科目のクラスを習熟度別に編成しています。使用されるテストは大学によって異なり、TOEICのオンラインテストを利用する大学や、CASECのような独自の英語能力測定テストを採用する大学もあります。クラスは一般的に「基礎」「中級」「準上級」「上級」といった3〜4段階程度に分けられることが多く、原則として1年間(あるいは1学期間)は同じクラスで学習を続ける運用が一般的です。
クラス分けの結果は、あくまでその時点での英語力を測定したものであり、その後の努力次第で状況は変わっていくという点は押さえておく必要があります。入学時点での結果に一喜一憂しすぎず、「今の自分の実力に合った内容から積み上げていける」という前向きな捉え方をすることが、その後の学習意欲を保つうえでも重要です。
クラス分けがある大学では、同じ必修科目名であっても、クラスによって扱う教材の難易度、進度、課題の分量、そして評価の厳しさまで異なることが一般的です。上位クラスでは、ディスカッションやプレゼンテーションの比重が高く、教員からの指示もほぼ英語のみで完結する一方、下位クラスでは基礎文法や基礎語彙の確認に一定の時間が割かれ、日本語での補足説明が入ることも多いとされています。
| 観点 | 上位クラスの傾向 | 下位クラス・標準クラスの傾向 |
|---|---|---|
| 授業言語 | ほぼオールイングリッシュ | 英語中心だが日本語の補足説明もあり |
| 教材レベル | 専門的・抽象度の高いテーマ | 基礎〜中級レベルの身近なテーマ |
| 課題の比重 | ディスカッション・プレゼン中心 | 文法・語彙の定着を重視した課題も併用 |
| 評価の厳しさ | 発言の質・論理性も評価対象になりやすい | 基礎的な到達度の確認が中心になりやすい |
ここで注意したいのは、「上位クラスに入ったから安心」「下位クラスだから単位が楽に取れる」という単純な話ではないという点です。上位クラスでは要求水準そのものが高いため、周囲のレベルに圧倒されて自信を失う学生もいますし、下位クラスであっても基礎の抜け漏れを放置すればそのまま単位を落とすリスクがあります。いずれのクラスに在籍していても、必修科目である以上、単位を取得できなければ再試験や再履修の対象になり得るという点は共通しています。大切なのは、自分が在籍しているクラスの水準に合わせて、何を優先して底上げすべきかを見極めることです。
下位クラスに入ったことへのショックや、上位クラスの雰囲気についていけないという焦りは、多くの学生が経験する自然な感情です。ただし、クラス分けの結果は今後1年間の学習環境を決めるものであって、その後の英語力そのものの上限を決めるものではありません。下位クラスに入った場合は、基礎を徹底的に固める時間を確保できるというメリットとして捉え、上位クラスでついていけない場合は、周囲の水準を「目標値」として利用し、授業外での補強に時間を投資するという発想の転換が有効です。
また、クラスによって課題の出し方や評価の重みづけが異なる以上、「他のクラスの友人はこうしているらしい」という情報だけを鵜呑みにするのではなく、自分の担当教員のシラバスや評価基準を早い段階で確認しておくことも重要です。同じ必修科目でも、クラスが違えば求められる取り組み方が変わるという前提を理解しておくだけで、無用な比較による焦りを減らすことができます。
自分が今どちらのタイプに近いかを確認する簡単なチェックリストを用意しました。当てはまる項目が多いほど、優先して手を打つべき領域が見えてきます。
3つ以上当てはまる場合は、次章で紹介する立て直しのステップを、できるだけ早いタイミングから始めることをおすすめします。
つまずきの正体とクラスの位置づけが見えてきたら、次は具体的な立て直しのステップです。ここで紹介する内容は、いずれも特別な才能や大きな時間投資を前提としたものではなく、日々の授業の予習復習の延長線上で取り組める工夫です。基礎の再確認、リスニング量の確保、そしてTOEIC等のスコアメイクとの両立という順番で見ていきます。
授業についていけないと感じたとき、多くの学生はいきなり難易度の高い教材やハイレベルな対策本に手を伸ばしがちですが、実際に効果が出やすいのは、中学〜高校基礎レベルの文法・語彙をもう一度確認するという、地道な立て直しです。大学の英語授業でつまずく学生の多くは、実は基礎知識そのものが欠けているわけではなく、基礎知識を素早く実際のコミュニケーションで使う「反射神経」が鍛えられていない状態にあります。文法問題集を1冊、時間をかけずにテンポよく解き直すだけでも、抜け漏れている箇所が可視化され、その後の授業理解の土台が整いやすくなります。
語彙についても同様で、いきなり専門用語や難しい単語帳に取り組むより、自分が実際に授業で「聞き取れなかった」「読めなかった」単語をノートやアプリに蓄積し、繰り返し復習する方が定着率は高くなります。基礎の再確認は、遠回りに見えて実は最短ルートであることが多く、焦って高難度の教材に飛びつく前に、一度この土台固めのステップを踏むことをおすすめします。
どのレベルから手をつければよいか迷う場合は、まず自分の現在地を大まかに把握することから始めるとよいでしょう。以下は、つまずきの度合いに応じた取り組み方の目安です。
| 現在の状況 | 優先して取り組みたいこと |
|---|---|
| 授業の指示自体がほとんど聞き取れず、文法用語にも自信がない | 中学範囲の基礎文法の総復習+平易な英語音声への接触 |
| 読解はできるが、リスニング・スピーキングで詰まる | シャドーイングなど音声中心のトレーニングを重点的に |
| 日常的な会話にはついていけるが、専門用語や論理展開の表現で詰まる | 専攻分野の頻出語彙・接続表現のリストアップと反復 |
この目安はあくまで大まかな指標であり、実際には複数の状況が重なっているケースも多くあります。まずは1つに絞って優先順位をつけ、順番に取り組んでいくほうが、あれもこれもと手を広げるより結果的に効率的です。
リスニング力は、机に向かって文法や単語を暗記するだけでは伸びにくく、英語の音声に触れる絶対量を意図的に増やすことが欠かせません。効果的な方法としてよく紹介されるのがシャドーイング(聞こえてきた音声を、少し遅れて自分の口でも再現するトレーニング)です。シャドーイングは、英語特有のリズムやイントネーションに耳を慣らす効果があるとされ、リスニング力だけでなくスピーキング力の向上にもつながる学習法として知られています。
取り組み方としては、まず自分の今のレベルより少し易しいと感じる音声教材を選び、(1)スクリプトを見ながら意味を理解する、(2)音声だけを聞いて全体の流れをつかむ、(3)音声に合わせて実際に声に出してシャドーイングする、という3段階で進めると負荷が上がりすぎず継続しやすくなります。通学時間やスキマ時間を使って毎日短時間でも継続することが、単発で長時間取り組むよりも効果的とされています。教材は、大学の授業で使われている教科書の付属音声や、授業内で紹介された教材をそのまま活用すると、授業内容の復習も兼ねられて一石二鳥です。
継続のハードルを下げるために、1週間の中でどのタイミングにリスニング学習を組み込むかをあらかじめ決めておくことも効果的です。以下は、授業と両立させやすい取り組み方の一例です。
| タイミング | 取り組む内容 | 目安の時間 |
|---|---|---|
| 授業前日 | 次回授業で使う教材の音声を一度通しで聞く(予習) | 10〜15分 |
| 通学時間・スキマ時間 | 直近の授業で聞き取れなかった音声のシャドーイング | 10〜15分×週3〜4回 |
| 週末 | その週に蓄積した聞き取れなかった単語・表現の復習 | 20〜30分 |
この配分はあくまで一例であり、履修している科目数や課題の分量によって無理のない範囲に調整して構いません。大切なのは、まとまった時間を確保しようとして結局続かないよりも、短時間でも「毎週決まったタイミングで取り組む」仕組みを先に作ってしまうことです。
立て直しは独学だけで完結させる必要はありません。多くの大学には、英語学習をサポートするためのリソースが用意されています。たとえば、英語のライティング・スピーキングを個別にサポートするライティングセンターやランゲージラウンジ、留学経験のある上級生や大学院生がチューターを務めるピアサポート制度、教員が授業時間外に質問を受け付けるオフィスアワーなどです。これらの多くは在学中であれば無料で利用できるにもかかわらず、存在自体を知らずに活用していない学生も少なくありません。
学内リソースを活用する際は、「何が分からないか自体が分からない」という漠然とした状態で相談するより、「プレゼンの導入部分の言い回しを直したい」「先週の授業で聞き取れなかった箇所を確認したい」など、できるだけ具体的な相談内容を準備してから利用すると、限られた時間の中でより実践的なアドバイスを受けられます。学内リソースの利用方法や開室時間は、大学のポータルサイトや学生便覧に案内されていることが多いため、一度確認しておくとよいでしょう。
授業についていくことに精一杯な時期に、TOEICなどのスコアメイクまで考える余裕がないと感じるかもしれません。しかし、TOEICで問われる文法・語彙・リスニング力の多くは、大学の英語授業で求められる基礎力と重なる部分が大きいため、両者は competing(競合する)というより、相乗効果のある取り組みと捉えるほうが適切です。授業の予習・復習の延長線上でTOEIC形式の問題に慣れておくことで、スコアメイクと授業対応の両方に効いてくる学習になります。
| 取り組みたい内容 | 優先すべき学習 | 目安となる学習時間の考え方 |
|---|---|---|
| 授業についていけるようにしたい | 基礎文法の再確認+授業で扱う語彙の予習復習 | 1回の授業につき予習復習合わせて30〜60分程度 |
| リスニングを底上げしたい | シャドーイング+音声教材の反復 | 1日15〜20分を継続する形が挫折しにくいとされる |
| TOEIC等のスコアを伸ばしたい | 公式問題集や模試形式での実践演習 | まとまった学習時間(週数時間)を試験直前期に確保 |
目安となる学習時間は個人の現在地や目標スコアによって大きく変わるため、この表はあくまで取り組みの優先順位を整理するための参考として捉えてください。授業対応とスコアメイクのどちらを優先すべきか迷ったときは、まず目の前の必修単位を落とさないことを最優先にし、余力が出てきた段階でスコアメイクの比重を上げていくという順番が、多くの場合において無理のない進め方です。
前述のとおり、TOEICなどのスコアが卒業要件や留学要件に組み込まれている大学・学部では、授業についていくこと以上に、スコアメイクの計画そのものが不安の種になることがあります。特に、留学の出願時期や卒業年次が近づいてから焦って対策を始めると、短期間で大きくスコアを伸ばす必要が生じ、授業への対応との両立がより難しくなってしまいます。
こうした事態を避けるためには、まず自分の大学・学部で定められている基準(卒業要件となるスコア、留学出願に必要なスコア、単位認定の対象となるスコア)を早い段階で正確に把握し、出願・卒業までの残り期間から逆算して「いつまでにどの水準に到達しておく必要があるか」を大まかにでも描いておくことが重要です。目標が漠然としたままだと、目の前の授業対応に追われるうちに準備期間が想定より短くなっていた、という事態に陥りやすくなります。基準点に届いていない、あるいは届くか不安な状態が続く場合は、早めに教務課や国際交流センターの窓口、あるいは学習サポートの専門家に相談し、現実的なスケジュールを一緒に確認しておくと安心です。
ディスカッションやプレゼンテーションが苦手な学生には、いくつか実践しやすい工夫があります。まず、発言する前に完璧な英文を頭の中で組み立てようとせず、知っている単語やフレーズを短くつなげてでも発言してみることです。次に、あらかじめ授業の予習段階で使えそうなキーフレーズをいくつかメモしておき、それを会話の中で当てはめて使う準備をしておくと、とっさの発言のハードルが下がります。さらに、グループワークでは最初から大きく発言しようとせず、まず相手の発言に対してうなずいたり短い相槌(That’s interesting. / I agree. など)を入れることから始めるだけでも、参加度としての評価は着実に積み上がっていきます。
プレゼンテーションについては、原稿を一字一句暗記するのではなく、伝えたい要点をキーワードレベルで整理したメモを手元に置き、それを見ながら自分の言葉で話す練習を重ねる方法が有効とされています。本番で言葉に詰まっても、キーワードさえ覚えていれば言い換えて対応できるため、結果的に落ち着いて話せるようになります。
もう一つ有効なのが、事前に発表内容を録音・録画して自分で聞き返す練習です。原稿を目で追っているだけでは気づきにくい、話すスピードの速さや、詰まりやすい箇所、発音があいまいな単語などが客観的に見えるようになります。友人同士で発表練習に付き合ってもらい、簡単な質問を投げかけてもらうだけでも、質疑応答への心構えができ、本番での緊張がかなり和らぎます。
大学の英語授業についていけないと感じたときに陥りやすい失敗パターンと、その注意点を整理します。
なお、英語の必修科目でのつまずきが続き、それが原因で他の科目にも影響が及び、進級や卒業のスケジュールに不安が出てきた場合、多くの学生はまず今の大学で立て直すことを目指します。ただし、学びたい分野や学習環境そのものが自分に合っていないと感じるほど根本的なミスマッチを抱えている場合には、環境を変えて再スタートを切る手段として大学編入という進路を検討する学生もいます。編入学は、これまでに取得した単位を活かしながら別の大学の途中年次に正規入学できる制度で、必修科目でのつまずきそのものへの直接的な解決策ではありませんが、選択肢の一つとして頭の片隅に置いておく程度で十分です。関心がある場合は、大学編入とは?仕組み・難易度・費用・スケジュールを徹底解説【完全ガイド】で制度の全体像を確認してみてください。

大学の英語授業でつまずいたとき、まずは大学の学習支援センターやライティングセンター、TA・チューター制度、教員のオフィスアワーといった学内のリソースを活用することが基本の選択肢になります。多くの大学ではこうした無料の支援体制が整っており、身近な相談先として活用しない手はありません。
一方で、次のようなサインが見られる場合は、独学や学内サポートだけでの立て直しに限界が来ているタイミングかもしれません。授業の予習復習に取り組んでいるのに理解が追いつかない状態が数週間以上続いている、再試験・追試の対象になってしまった、プレゼンやレポートの評価が思うように上がらず次学期以降の見通しが立たない、TOEIC等のスコアメイクと授業対応を同時に進める余裕がなく計画が立てられない、といった状況です。こうした段階まで来たら、一人で抱え込まず第三者の力を借りることを検討する価値があります。
相談先ごとに向いている場面は異なります。状況に応じて使い分ける、あるいは併用する視点を持っておくと、限られた時間を有効に使えます。
| 相談先 | 向いている場面 | 費用感 |
|---|---|---|
| 大学の学習支援センター・オフィスアワー | 特定の授業・課題に関するピンポイントな質問がある場合 | 在学中は無料であることが多い |
| 市販の教材・学習アプリでの独学 | 基礎的な文法・単語の反復練習を自分のペースで進めたい場合 | 教材・アプリの価格に応じる(数百円〜数千円程度が中心) |
| 外部の個別指導・レポート添削 | 授業の理解が継続的に追いついておらず、第三者に伴走してほしい場合 | サービスにより異なる(単位・進級サポートの場合、レポート添削19,800円/本、個別指導36,000円/月4回) |
単位・進級サポートでは、大学の英語必修科目でつまずいている学生に向けて、提出前の英語レポート・プレゼン原稿を添削するレポート添削(19,800円/本)と、基礎文法・語彙の再確認からリスニング対策、TOEIC等のスコアメイクまで、学生一人ひとりの状況に合わせてマンツーマンで進める個別指導(36,000円/月4回)の2つのメニューを提供しています。代行は一切行わず、学生自身が「自分の力で聞き取れる、話せる、書ける」ようになることを目的とした指導です。まずは無料相談で今のクラス・授業の状況や不安に感じている点を共有し、優先して取り組むべき内容を一緒に整理するところから始められます。
そう断定する必要はありません。高校までの受験英語と、大学のオールイングリッシュ・ディスカッション/プレゼン中心の授業とでは、求められる技能の種類そのものが異なります。多くの学生が同じようなギャップに直面しており、これまでの英語力が失われたわけではなく、必要な訓練の種類が変わっただけと捉えることが立て直しの第一歩になります。
まずは内容理解よりも「指示の理解」を優先し、分からない単語や指示はメモしておいて後で確認する習慣をつけるのがおすすめです。授業の進め方自体に慣れることが、内容理解の負荷を下げる近道になります。予習の段階で使用教材に目を通し、専門用語や頻出表現を事前に確認しておくことも有効です。焦らず数週間単位で慣れていく前提で取り組むことが大切です。
クラス分けの結果は、あくまで入学時点での英語力を測定したものです。下位クラスであっても、必修科目としての単位取得基準を満たせば単位は取得できます。基礎の抜け漏れを放置しないことを優先しつつ、そのクラスの内容にきちんと取り組むことが、着実な単位取得につながります。クラス分けの結果だけで単位取得の可否が決まるわけではありません。
すべての大学・学部で必要というわけではありません。TOEIC等のスコアを単位認定や卒業要件、留学要件に組み込んでいる大学・学部がある一方、そうでない大学も多くあります。自分の大学・学部でどのような基準が定められているかは、履修要覧や教務課の案内で必ず確認してください。卒業要件や留学要件に関わる場合は、基準点に届くまでの残り期間を早めに逆算しておくことをおすすめします。
単語帳を眺めるだけの学習ではなく、音声を伴った学習に切り替えることが重要です。まずは自分のレベルより少し易しい教材でシャドーイング(聞こえた音声を少し遅れて自分の口でも再現する練習)に取り組み、英語のリズムに耳を慣らすところから始めると効果を実感しやすいとされています。継続的に取り組むことで、数週間から数ヶ月単位で変化を実感しやすくなります。
多くの大学では、必修科目の単位を落とすと再試験または再履修の対象になります。再履修になると、翌年度以降に改めて授業を受け直す必要があり、進級・卒業のスケジュールに影響することがあります。取り扱いは大学・学部によって異なるため、まずは教務課や履修要覧で自分の大学のルールを確認することが重要です。不安な場合は、結果が出る前に担当教員やクラス担任に早めに相談しておくと、その後の対応を落ち着いて進めやすくなります。
完璧な英文を頭の中で組み立ててから話そうとせず、知っている単語やフレーズを短くつなげて発言することから始めるのがおすすめです。あらかじめ使えそうなキーフレーズをメモして準備しておく、短い相槌から発言に慣れていくといった小さな工夫の積み重ねが、参加度の評価にもつながっていきます。完璧さより発言量を重視する姿勢が、結果的に上達の近道になります。
まずは大学の学習支援センターやTA・チューター制度、教員のオフィスアワーといった学内の無料リソースを検討してください。それでも改善が難しいと感じる場合は、英語のレポート添削や個別指導など、外部の学習サポートを活用することも選択肢の一つです。単位・進級サポートでは、基礎の立て直しからスコアメイクまで一人ひとりの状況に合わせて対応しています。

大学の英語授業についていけないと感じる背景には、努力不足だけでなく、高校までの受験英語と大学英語(オールイングリッシュ、ディスカッション・プレゼン中心、TOEIC等のスコア要件)の性質そのものの違いという構造的な要因があります。つまずきやすいのは主にリスニング・スピーキング/ディスカッション・専門的な英語表現の3か所であり、これらは受験英語では十分な訓練時間を割かれてこなかった領域とされています。習熟度別のクラス分けがある大学では、クラスによって進度や課題の難易度が異なるため、自分のクラスの水準に合わせて優先順位をつけることが重要です。
立て直しの基本は、基礎文法・基礎語彙の再確認から始め、シャドーイングなどでリスニング量を意図的に確保し、TOEIC等のスコアメイクを授業対応と並行して進めていくことです。難易度の高い教材にいきなり手を伸ばすより、地道な基礎固めのほうが、遠回りに見えて実は最短ルートであることが多いといえます。必修科目である以上、単位を落とすと再試験・再履修の対象になり得るため、分からないまま放置せず、早い段階で対策に着手することが何より重要です。TOEICなどのスコアが卒業要件や留学要件に関わる場合は、直前になって焦らないよう、基準点と残り期間から逆算した計画を早めに立てておくことも忘れないでください。
そのうえで、「授業の予習復習に取り組んでいるのに理解が追いつかない」「独学での立て直しに限界を感じている」という段階まで来たら、一人で抱え込まず第三者の力を借りることも検討してください。単位・進級サポートでは、基礎の再確認からリスニング対策、TOEIC等のスコアメイクまで、学生一人ひとりの状況に合わせて伴走しています。まずは今の授業でどこにつまずいているのかを整理するところから、立て直しの一歩を踏み出してみてください。
{“@context”:”https://schema.org”,”@graph”:[{“@type”:”FAQPage”,”mainEntity”:[ {“@type”:”Question”,”name”:”大学の英語の授業についていけないのは、自分だけ極端に英語力が劣っているということですか?”,”acceptedAnswer”:{“@type”:”Answer”,”text”:”そう断定する必要はありません。高校までの受験英語と、大学のオールイングリッシュ・ディスカッション/プレゼン中心の授業とでは、求められる技能の種類そのものが異なります。多くの学生が同じようなギャップに直面しており、これまでの英語力が失われたわけではなく、必要な訓練の種類が変わっただけと捉えることが立て直しの第一歩になります。”}}, {“@type”:”Question”,”name”:”オールイングリッシュの授業にはどう対応すればいいですか?”,”acceptedAnswer”:{“@type”:”Answer”,”text”:”まずは内容理解よりも「指示の理解」を優先し、分からない単語や指示はメモしておいて後で確認する習慣をつけるのがおすすめです。授業の進め方自体に慣れることが、内容理解の負荷を下げる近道になります。予習の段階で使用教材に目を通し、専門用語や頻出表現を事前に確認しておくことも有効です。焦らず数週間単位で慣れていく前提で取り組むことが大切です。”}}, {“@type”:”Question”,”name”:”クラス分けで下のクラスに入りましたが、それでも単位は取れますか?”,”acceptedAnswer”:{“@type”:”Answer”,”text”:”クラス分けの結果は、あくまで入学時点での英語力を測定したものです。下位クラスであっても、必修科目としての単位取得基準を満たせば単位は取得できます。基礎の抜け漏れを放置しないことを優先しつつ、そのクラスの内容にきちんと取り組むことが、着実な単位取得につながります。クラス分けの結果だけで単位取得の可否が決まるわけではありません。”}}, {“@type”:”Question”,”name”:”TOEICのスコアは必ず大学の授業で必要になりますか?”,”acceptedAnswer”:{“@type”:”Answer”,”text”:”すべての大学・学部で必要というわけではありません。TOEIC等のスコアを単位認定や卒業要件、留学要件に組み込んでいる大学・学部がある一方、そうでない大学も多くあります。自分の大学・学部でどのような基準が定められているかは、履修要覧や教務課の案内で必ず確認してください。卒業要件や留学要件に関わる場合は、基準点に届くまでの残り期間を早めに逆算しておくことをおすすめします。”}}, {“@type”:”Question”,”name”:”リスニングを伸ばすには何から始めればいいですか?”,”acceptedAnswer”:{“@type”:”Answer”,”text”:”単語帳を眺めるだけの学習ではなく、音声を伴った学習に切り替えることが重要です。まずは自分のレベルより少し易しい教材でシャドーイング(聞こえた音声を少し遅れて自分の口でも再現する練習)に取り組み、英語のリズムに耳を慣らすところから始めると効果を実感しやすいとされています。継続的に取り組むことで、数週間から数ヶ月単位で変化を実感しやすくなります。”}}, {“@type”:”Question”,”name”:”英語の必修科目を落としたらどうなりますか?”,”acceptedAnswer”:{“@type”:”Answer”,”text”:”多くの大学では、必修科目の単位を落とすと再試験または再履修の対象になります。再履修になると、翌年度以降に改めて授業を受け直す必要があり、進級・卒業のスケジュールに影響することがあります。取り扱いは大学・学部によって異なるため、まずは教務課や履修要覧で自分の大学のルールを確認することが重要です。不安な場合は、結果が出る前に担当教員やクラス担任に早めに相談しておくと、その後の対応を落ち着いて進めやすくなります。”}}, {“@type”:”Question”,”name”:”ディスカッションやプレゼンが苦手で発言できません。どうすればいいですか?”,”acceptedAnswer”:{“@type”:”Answer”,”text”:”完璧な英文を頭の中で組み立ててから話そうとせず、知っている単語やフレーズを短くつなげて発言することから始めるのがおすすめです。あらかじめ使えそうなキーフレーズをメモして準備しておく、短い相槌から発言に慣れていくといった小さな工夫の積み重ねが、参加度の評価にもつながっていきます。完璧さより発言量を重視する姿勢が、結果的に上達の近道になります。”}}, {“@type”:”Question”,”name”:”独学で立て直せない場合、どこに相談すればいいですか?”,”acceptedAnswer”:{“@type”:”Answer”,”text”:”まずは大学の学習支援センターやTA・チューター制度、教員のオフィスアワーといった学内の無料リソースを検討してください。それでも改善が難しいと感じる場合は、英語のレポート添削や個別指導など、外部の学習サポートを活用することも選択肢の一つです。単位・進級サポートでは、基礎の立て直しからスコアメイクまで一人ひとりの状況に合わせて対応しています。”}} ]}]}